☆ つぶやき☆　
更新日付：2018.12.31

2019年

2018年

2017年以前

2018年
差別 　東野圭吾著　「手紙」をテレビドラマで放映していだのでしっかり見た。殺人犯人とその弟の社会生活と世間の風について表現されていた。私は、頭の中では障碍者や反社会的な？人々に対する差別はないが、その人々と距離を意識的においている。意見が異なる人々とも距離をおいた。現実には、私も世間の人々と同様に差別しているのだろう。「人間は人を差別する。それが事実だ」・・・映画の中である社長がこの言葉をその弟に言っていた。善悪の問題ではないと。 　私自身は、無意識のうちにあらゆる物事に対して差別を行っていたし、中途半端な変人で世間の人々とは違うのだと自分に言い聞かせ上から目線で人を見ていた。その結果、家族や世間の人々から距離を置かれ、友もなく生きている。救いは、禅友が少し出来てきたことだろう。 　道楽三昧でこれからも生きていくことになるが、自己中を直そうとしているができそうにない。今後は少し浄土門を叩いてみようと思っている。 (2018.12.31)
日々是好日 ・朝4時頃目覚めて、気持ちよく起きることができる ・早朝5時半頃五百羅漢に車で向かう ・本堂の前で太極拳の八段錦を舞う ・両親のための回向で梵鐘を撞く ・住職と禅友と朝課でお経を唱える ・坐禅を行う ・帰宅して自分の朝食を作り食べる ・たまに、午前中に道楽のサークル等の活動をする ・お昼は、パン、ラーメン、うどんなどを自分で作り食べる ・たまに、午後中に道楽のサークル等の活動をする。 ・必要な日に家族の夕食を作る ・指月堂古書店を運営して残したい書物を販売する ・20数年以上個人的な禅に関する道楽三昧をホームページで発信する ・テレビドラマを見る。 ・夜10時か11時頃に寝る。 ●20代から道楽三昧の生き方を古希を迎えても続けている。 大病もせず過ごしている現実は、「日々是好日」なのだろう。 (2018.12.24)
自分の大切な人が突然いなくなったとき、人はどう生きるか 自分にとって大切な人を失うと自分の居場所がなくなる。それば、身近で直接交流があった人々だと心の痛手は表にでないが、深い心の部分に沈んでいる。兄弟や親戚は遠くにいるので直接の交流はほとんどないが、いたでは深い心の底に溜まってくる。古希を超えてくるとこのような別れ機会が多くなっていくのだろう。自分の居場所が少なくなって、交流もなくなると一般的に人は寂しくなるから孤立する可能性が高くなる。しかし、孤独は必要になると考えていると自分の居場所は大切にすることが今後の生き方の課題である。 (2018.12.18)
「一日不作一日不食」（百丈懐海（ひゃくじょうえかい））の規律を目標にする現実は？ 　（一日作さざれば、一日食らわず）このことばは、修行者が自分の決意として用いるにはよいが、他を律するために用いてはなるまいと老師がいっています。 古希を過ぎて身にしみて感じる言葉になった。　道楽三昧を続けて現在に至っている。無職で毎日を食べさせてもらっている立場になって、それでも道楽三昧の道を続けている。「人の生き方・・・」などを頭で考えたことを語って生きてきたが、自分の自立が出来ていないようでは何にもならない。ただの傲慢の生き方だった、ある人？に以前最低の人間だと指摘されたことがいまになってもはっきり自覚できた。日常に禅的生活が身についてないとこの言葉を実践することが今後生きていくには必須のことだ。生きていくことは、諸行無常なのだ。 (2018.12.17)
12月の潮音寺の坐禅会 　禅友の紹介ではじめて潮音寺の坐禅会に参加した。最初に坐禅があり、参加者は6人でした。皆さん大人で女性も2人いました。本堂の隅で坐禅をしてから、講演がありました。 　住職は仏教学者であり、仏教についても難しい仏教用語や説教だと思っていましたが、「禅宗の流れ 」・「「禅の教えの特徴」の解説は初心者にも分かりやすいものだった。「ゼロの発見」、「色即是空」、「不動智神妙録」等の説明も分かりやすく好い時間でした。今後も参加していきたいと思います。「ゼロの発見」は読み流し去ったので再度読み直してみたいです。 (2018.12.12)
12月今年最後の念仏会に参加して 　今回は、子供も参加して7人の参加でした。夕方とくに厳しい寒さでしたが参加した人が多かった。まだまだ、しっかり念仏の声がでていなかった。どうもリズムにのれない。 　「心身ともに大掃除」で、・撞くもよし・聞くもよし－－－除夜の鐘 　「あの音を聞かないと今年は終われない」・・・除夜の鐘は、人が待つとされる108の煩悩を鐘によって除き去るために撞き鳴らすといわれます。・・・お釈迦さまがさとりを開かれた日の「成道会（せいどうえ）」(12月8日）や、多くの仏さま名をとなえ、罪を懺悔（さんが）し心身を清める「仏名会（ぶつみょうえ）」、本尊や祖師像などの尊像に積もったチリを拭う「御身拭い式」などがあります。 仏名会は懺悔滅罪を期するおつとめ。 　できるときにできる範囲のことを。そして新年をすがすがしい気持ちで迎えたいものです。 　上記のような解説があり、普段考えていることに深い理解ができたように思えました。会の始めに住職さんに「聖道門」と「浄土門」について質問して少し分かってきたような気になりました。やはり、直接話を聞いてもらうことの大切さをしりました。ある寺の梵鐘を撞く機会があり、毎月の両親の回向を行っている。しかし、鐘の音を聞くことは気持ちが落ち着くことになっている。 (2018.12.10)
私の道楽三昧は単なる趣味の範囲で坐ることは”なんにもならない”・・・ 　道楽三昧で生きてきたが、結局すべて中途半端で”なんにもならない”現実がある。澤木興道老師が九州の大学生の質問に「坐禅しても、なんにもならない」と返事した話があった。小学校の卒業時に担任の先生に、「君は、なんでも中途半端になる。今後は、中途半端にならないように心掛けていきなさい。」と贈る言葉をいただいた。いつでも、この言葉を思い出しては今を振り返えることがあるが、やはり中途半端は直らない。平常心を身につけたくて現在まで坐り続けてきたが、最近になってなんとなく”なんにもならない”ことが少し分かってきたような気がしている。 　はっきりしていることは、いままで人の為に何かをすることはなかったが、自己中で最低の人間である（一部の人から指摘があった）と自覚して数年過ぎましたがまだまだ普通？の人間にはなれていません。 　また、迷いが始まったが老師に相談しても”つづけてみることです”との返事があるだけのような気がする。結局自分で解決するしかないのだから。 (2018.12.07)
11月の念仏会に参加して 　今日は、私より先に信者？で久しぶりに参加した人が本堂にいた。いろいろな活動を以前からしているそうである。茶話会の話題は、”言霊”について「仏様の言葉」のパンフレットをもとに話があった。参加者の人々は両親や自分の子供に挨拶をするように躾していたようである。 　考えてみれば、私の家では、全員が挨拶というもの（おはよう、行ってきます、ただいま、・・・） をしていなかったようだし、私は会社時代は、子供の育てにつきあっている時間があまりなかったので挨拶をしているかは分からなかった。定年してから家にいる機会が多くなり、家族間の挨拶が無かったのが気になり、家で私は家族に対して常に挨拶を続けるようにしている。もっとも、昔から道楽三昧の生活を続けているので無視されていることが多いが。 　「聖道門」と「浄土門」について考え続けているが、今まで「聖道門」の世界を目指していたが、行き詰まりを感じることがあり、「浄土門」であるこの念仏会に参加して何か自分に変化が起きるのではないかと期待している。しかし、念仏三昧だけでは凡人の私は浄土へいけるほど念仏集中できないし、1時間ほどの念仏の時間を過ぎると何にも残っていないように感じる。たぶんい、先輩からはそんなに簡 単なものでなく、本気で念仏を唱えていないからだとの話で終わってしまうだろう。 　とにかく念仏会を追放されなければ続けていこうと考えている。 (2018.11.11) 　健康で長生きしたいとの人間の希望で、
健康診断とは 　健康で長生きしたいとの人間の希望で、科学的な健康診断が実施されている。 昨年の健康診断で、体重が20KG以上の値、腰囲が20センチ減の人の誤記？だったことが 今回判明した。その時の医師の診断で数値の異常に疑問を感じないで、機器で判定した異常値と表示された項目しか見ていないと感じた。今回の診断結果として、糖尿病の数値が増加していないことが食事療法の成果があったように感じたこと以外は全体的に良好だった。前立腺がんの検査で数値が半分以下になった理由が分からないので、人の数値の誤記の可能性と同じように検査機器の誤動作？もあるのではないかと考えてしまう不信感があった。数十年前の心電図を人間ドックセンターでの検査で異常値が発見されて、不審に思い職場の診療所で再検査した結果人間ドックセンターの機器が古くて誤動作であることが判明した。つまり、検査の機器も長く使用していると誤動作するということを知りました。 　そこで、健康診断のデジタル機器の数値を無条件で信頼するのは、社会的地位が高い立派な人間？を無条件で信頼するのと同様に疑問を持つことも必要な時代なのではないかと考えます。 　何事に対しても、疑問を持ち自分の目で確認して必要があれば対応する自己を確立しておくこともあるのではないか。 (2018.10.25)
寺子屋スクールに参加して 　小学生から高校生までを対象のスクールに七十歳7の私が、講義内容に関心があり早速参加できないかを連絡して、参加が許可された。一時限は、漢文や物語を解説して先人の教えを学びました。二時限は、「・・・世界106カ所法門の旅」で大変面白い話だった。子供たちにも話が面白いので笑いの中で楽しく学んでいることが感じられた。 　今後の講義で内容が大変興味あるものが多いので出来る限り参加していきたい。いままでは、私の狭い世界だけで生きてきたので、生きた人間の話を知りたいと最近は講演などがあると積極的に参加することにしている。今回の話でも広い世界の人間の話を聞きたいへん有意義な時間を持つことができた。 (2018.1016)
１０月の念仏会は、お釈迦さまの処方箋について（浄土宗新聞　平静30年9月1日から）） 　「本質を見極めよ」 ・・・これはどの見方が絶対に「正しい、正しくない」という問題ではなく、ものには多面性があり、さまざまな見方が可能であることを示しています。 　「価値基準を変える」・・・人生の根本問題（生・老・病・死）に地位名誉、金銀宝石、そして贅沢な衣装がどれほど役に立つでしょうか。 ・・・お釈迦さまのような見方は難しいにしても、地位や名誉、そしてお金やモノに対する見方を変え、過度な執着は慎むようにしましょう。 ★参加者さすがに念仏会で念仏を唱えるいるだけあった、ものには多面性があることを十分理解していることが話の中で分かってきた。日常生活の中でもお釈迦さまのようにいかないけれど、少しでも近づくように心がけているそうです。私も人生の根本問題を解決しようと心がけているけれど、どれも自分の意志ではどうしようもないもので、身近な人々の病気や死に直面することが多くなり、老いには勝てないので自然体で生活したいとできるかぎり実施しているのだが効果は分からない。はっきりしていることは、このような話を頭では分かっているがつい忘れてしまっているから、このような茶話会で話題がでると再確認できることになる。 (2018.10.09)
釈迦は修行者に、サンガに参加してみんなで修行を行う必要があると言っている 　道元禅師も一人で修行せず、僧堂で修行者とみんな一緒に修行するのが正しい。最近、自宅で写経を始めたが結局自分に甘くなり継続していない。もともと意志が弱いのだ。何かにすがっていないと進めないといろいろな人々の出会いがありそれに勇気づけられてきた。しかし、最近は自分自身の身体と精神の老いを感じて今を生きている自覚が強くなっていたが、知り合いが体調を崩しているという近況を聞くとやはり時代の流を感じている。良い縁で出会った人々を大切に残りの人生を今生きていくことを目指したい。 (2018.10.05)
自殺について 　「曙光」の特別試写会重いに参加してきた。自殺救助という重いテーマだったが、関心があったので見に行った。娘を自殺で失った母親が中心に描かれていたが、モデルがあり数年経ったいまでもその支援が広がらないことに監督は残念であると話がありました。　 　自殺を電話してきた人を直接救助にいくという行動は、困難と言うより無理だと考えている。 いろいろなトラブルが描かれていたが、監督が最後のシーンで、母親がおにぎりを握っているところで終わっているところを覚えていてほしいとの希望をしていたが、私はその気持ちをしっかり受け取ったようなきになった。 　レンズの話しで、①150ミリは黒澤監督、②50ミリは小津監督、そして今回の映画は35ミリを利用しているという話を聴いた。35ミリは、現実が直接感じられる映像を撮ることができるという話は納得できた。 　テーマが重いので参加者が少なかったが、女性が多かったのはなぜなのだろうか疑問が残った。 (2018.09.12)
9月の念仏の会に参加して  　今日は、いつものメンバーが参加して盛況な念仏の会になりました。小学生の子供まで参加しました。念仏の声は、最近になり少しは出るようになってきた。でもまだまだ念仏とは言えないようで、あと数年かかるかな。 　先月のお寺に掲示された言葉が気になっていたが、同じように気になっていた方がいていて、今回はその文章が茶話会の話題になった。 　 ★お寺の掲示板 　「人生は出会いによって 　　豊になり 　別れによって 　　深くなる」 　とくに　・深くなる・　の言葉が気になっていた。参加者のこの言葉への解釈はいろいろあり、自分の考え方を発言している皆さんの説明も納得いくものであった。なるほと、良識ある人々の意見はいろいろあるのだと感心しました。 　しかし、まだ納得がいかなかったので和尚さんに宿題にされてしまいました。 　その後、言葉に迷わされてしまっていたが、人生の出会いは善い悪いということではなく、出会いは必ず別れが来るので、どんな出会いでも深い縁があるという解釈をしてみた。 （２０１８．０９．１０）
8月の念仏の会に参加して  　今日は、参加者が住職を含めて三人の念仏の会でした。茶話会では、「人は社会的動物、すなわち人と人との関わりの中で生きています。過程でも、また会社でも、人との関わりがベースになります。・・・」についての話を聴きました。 　相手に対する気遣い、誠実さ、包容力など、どの人柄の具体的な内容はさまざまですが、私自身は「誠実さ」を常に意識しています。・・・平岡聡著 　私自身も「誠実さ」を自分にも他人にも厳しく要求して日常生活をしているつもりです。 ★ 　花の香りは風に逆らわず。 　しかし、徳ある人の香りは 　風に逆らい、すべての方角に香る　　　　「法句経」　第54偈 ★中国の故事　　「桃李（とうり）もの言わざれども、 　華の香（か）は ★ 　風にさからいては行かず 　栴壇（せんだん）も多掲羅（たがら）も 　末利迦（まりか）もまた然（しか）り 　されど 　善人（よきひと）の香（かお）は 　風にさからいつつもゆく 　善き士（ひと）の徳（ちから）は 　すべての方（かた）に薫（かお）る　　　「法句経」　友松圓諦（ともまつえんたい）訳 ★お寺の掲示板 　「人生は出会いによって 　　豊になり 　別れによって 　　深くなる」 　今回の念仏の会は、参加者と住職と直接いろいろな話がでたいへんよい時間をすごすことができました。次回は、掲示板の 　深くなる　という言葉をどう解釈するのか教えてもらいたいと思っています。 (2018.08.09)
7月の念仏の会に参加して 　　「南無阿弥陀仏（なむあみだぶつ）」が唱えられない。約一時間の間に何を唱えているのは分からなくなってくる。まずは、きちんと発音した念仏を唱えたいのだけれどそれができない、きちんと文字を読もうとすると、頭が動いて文字を浮かべてしまい念仏が続かない。念仏は、全身で行うために頭がカラッポになるが、念仏に集中しないとそれはできない。 　お釈迦様が説く「五戒」については、僧侶は修業時代に守ることを学んでいるそうです。仏教徒が人として心安らかに暮らすため、自発的に守ろうと心がける規範のことだが、僧侶を含め仏教徒が心がけているとおもえないような社会事件が多発している。でも、この念仏の会でそれを実践していると思われる人に出会うと救いを感じる。 　「ご用心　わがまま　気ままで　地獄行き」・・・言葉は分かりやすいが実施できている人は少ないのではないだろうか。 (2018.07.10)
歴史を学ぶことは、考え方の偏りを見直す機会になるかも 　最近ある講演会で「世界を見る目、国際社会の動きの見方」を聞きました。日本の安全保障の問題をアジアの昔の歴史から解説してもらい、安全保障について関心がなかったことがすこし理解できるようになりました。 　仏教についても、釈迦からの現在までの仏教の流を見直してみるといままでの偏った見方や考え方を見直す結果になりました。現代の心理学も早急に治療結果や原因を特定してカウンセリングを行っている心理学者、精神科医・・・の人々は対象としている人の境涯を考えるような対応をして欲しい思うことがある。現代の心理学は直接の問題を早急に解決することを世間？も望んでいる人が大勢いる。こころの処方箋を世間で広めたり、発言して人を導くことを生業としているいる人々は自分を信頼し他の人々にアドバイスし世間をそれを認めている。しかし、残念ながらそれらのアドバイスしている人のことの善悪は判断できない。ただ、その良心の問題だと考えている。このことは他人の問題ではなく自分の問題であることは自覚しているのだが、解決出来ない難しさがある。 (2018.07.06)
世間での社交辞令は人々の間を円滑にするため約束で軽いものなこか？ 　ある地域では、ある言葉が反対の意味があり社交辞令であることがあり、それを知らないと世間では常識がないと評価されるらしい。私は信頼できる人に出会ったときに話されたことを信頼している。しかし、その人にとって私は世間一般の人であり社交辞令で約束したことを守るほどの人間ではない判断されたのだろう。でも、待つことを信条にしている私としては、社交辞令とは思っていないのだが。人間関係を円滑にするため、直接的な表現より曖昧な、優しい表現が良いと世間では認められていることもある。 (2018.07.03)
人間の子どもを育てることは両親の良心によるのでは 　論語の素読会、念仏の会などで時々親子連れに出会うことがある。子どもの行動を見ていると、両親の子どもの教育、しつけに真摯に向きあっていることがよくわかることがある。ある念仏の茶話会でも、数年前にやっと知り実行している「お茶をのこさない」を実践している小学生の女の子で、お茶碗を回収するときにお茶を全部飲み干しているのを私にみせてくれた。幼稚園？の男の子で、お寺の子どものようだが住職が念仏の参加者に話をしているときに、おしゃべりをしテーブルの間を駆け回っている。・・・いまどきの親のように、「わんぱくでもいい」と思って放任しているのだろうか。その行為の善し悪しは難しいが、お寺なのにと思いながたチョット不思議なきがした。参加者も誰一人注意もしない、住職に気を遣っているのだろう。もちろん、私も注意しない。 (2018.06.09)
苔庭の作務 　老いを身近に感じている。数ヶ月前にこの作務は一時間半で心地よい疲労感があった。最近は、一時間半でも一日の疲労感になったしまったようだ。特に足の弱りかたが急すぎるよう思っていたのだが、自分が自覚している以上に老いが進んでいる。 　こころと身体のバランスが崩れ始めている老いを自覚して、老いと共存して戦うことは止めよう と考えている。身体は目に見えて老いを感じているが、こころは共存していく道を選んで生きてい る。まだ、日常生活が出来ないほどの老いによる身体が弱っていないレベルの今、共存して生きていく道を選んでいる。 (2018.05.29)
人の為になにもできない私 　親戚が病気で入院していて厳しい状態になっているとの連絡があり、急遽会いに行くことにした 。既に、24時間私の兄弟、親類の子ども、孫たちが看病をしている場所に行った。私が分かったようだが、声はでなく水も飲めない病状だった。それでも、兄弟や自分の子どもや孫は、分かってほほえんでいるようであった。その後、透析処置ができるようになってから病状が回復していった。 看護もできない私だが、会いに来ているみんなはそれぞれの立場で介護をしている。姉には「あんたはなんにもできないので、その椅子に座っていな」と言われていてその通りと思うことしかなかった。人のためになにもできない、いままで他人のために役に立つことをしたこともない。今後、私の人生も自分のためにだけ生きていくだろう。 (2018.05.25)
現在なぜ、ツバメは毎年同じ場所に巣を作り子育てをするのか。 　近くの病院の屋根付き駐車場内に毎年、ツバメの巣が５つほど作られる。今日もツバメが病院の建物の周囲を飛び回っているのが見られた。巣を見ていると、休んでいるのか卵を暖めているのか確認できないが、活発に活動している。 　子育ては、小田原市内でも餌があるのかと心配しているが、雛が成長するまでとにかくこどもに餌を運んでいる。昨年の子ツバメが生まれ育った土地に戻ってくるのか自然の世界は不思議だ。 (2018.05.14)
昨年のツバメの子育て	昨年のツバメの子育て
現在のインドに於ける仏教とは 　最近インドに旅行した僧侶の方のお話を聞いた。インドは日本より貧富の差極端に激しい、インド人（ヒンズー教？）は、生き方が異なり輪廻転生を信じている人がいて、ガンジス川はインドの聖なる川でありそこでの光景はとうてい日本人には理解できないことだと話の中で感じた。とでも私が理解できる宗教ではないが、生きるということには人間にとって本当に難しいことだと感じている。何かを信じて生きていくのも生き方の一つなのだろう。なにも考えずに、日常を生活を送っていくのが楽なのだろうが。 (2018.05.14)
世間は人のために尽くせと講演、書籍等で人の道を説いている 　最近、他の人から依頼されたり、自分から何かをしてあげたいと思って行動することがある。以前はこだわりがすくなかったが、「ありがとう」やお願いしたいことへの返事を速くもらいたいと欲が出てきたようだ。まだまだ、執着が無くならないようだ。 　最低な人間だと評価されて、それなりに自分を見直し続けてきたがまだまだ未熟で一人前になっていないようだ。さまざまに世間では、声高に「人のために」と叫びボランティア等で活動している人々が多い。。私はまだまだ「人のため」ではなく自分のためだけの行動で精一杯である。 　いままでの私は、「・・・、私は待つことができます。・・・」を生き方の基本にしてきたのだが、最近欲がでてきて何事にも待つことが出来なくなっている気がする。 (2018.04.30)
ある浄土宗のお寺の住職さんにお話を聞きました 　毎年除夜の鐘を撞かせていただいているお寺の住職さんにお話を聞かせていただきたいとお願いしました。今日それが実現しました。他力本願や自力本願について教えていただきたいと長い間思っていましたが、敷居が高くてなかなか決心がつきませんでした。今回これが実現できてたいへん貴重な話を聴かせていただきました。いままでの考え方や異なることについて大変参考になることでした。 　しかも、住職さんの考え方は、宗教や宗派を越えたように感じて楽しい時間を過ごすことができました。 (2018.04.24)
御殿場線沿線のお寺を参拝して 　この辺では有名なお寺で大きな山門もあるインターネットでも紹介されていた。現在は、禅寺であり、本堂はそれなりの古さを感じたが、残念なことに本堂前はまったく清掃されていなかった。今日だけだったのかは分からなかったが、禅寺では、清掃は基本的な修行の1つであり参道を含めてできるだけ清めてほしい。現代のお寺事情は葬式仏教が中心？で運営が難しくなっているらしい。しかし、昔の人びとのやすらぎの場所として「来るもの拒まず、去るもの追わず」のお寺もあって欲しいし、修行が完成して寺に入っても修行し続けるお坊さんと縁を結びたいといつも出遭いを求めている。 　現代は、葬式をしていただけるお坊さんは必要とされるが、人を精神的に導くお坊さんも必要である。はやりのカウンセリングや瞑想で救われる人々はそれでいい、昔の日本人のお寺に対する思いを受け入れてもらえるような僧侶が求められているように思う。 (2018.04.12)
4月の念仏会への参加 　前回、変わった？曼荼羅図があるからと紹介してもらいました。（右図）左下の出家の図柄は分かるが、その他は何を表しているかあまり分からない。画家の意図も分からないが面白い曼荼羅図だ。 　今回の茶話会では、「智慧こそが人生の資本」という資料を話題にした。 　「金銭の財産も大事ですが、人生においては智慧が大事な基本です。今回の経験を（よい教訓）として、今後の人生をよりよくするために努力し、智慧を磨けば、きっと新たな人生が開けていきます。」・・・ 　財産はありませんので、目先の利益に目がくらむなどの、＜ウマイ話＞にひっかかることはありませんが、智慧の磨きはまだまだ不十分です。なんとかしたいのですが、とりあえず念仏会への参加を続けていこうと思う。 .(2018.04.08)
人の評価とは、一部の行動だけで判断してしまう？ 　他人を評価することは、難しいことがあらためて分かった。私は、古書店を運営している。注文を受けてから少し探すのに時間がかかって出荷が遅れた。発送した直後、キャンセルとメールが届いていた。発送した連絡をした後であったので、古書の返金手段がなくなってしまった。そこで、メールで返金の意志を伝えたがつぎのメール交換になってしまった。「タチが悪いね」という内容だったので、書店として行き違いがあり迷惑 をかけたので、謝罪と返金を申し出た結果が以下のトラブル？となった。 ------------- メッセージはここから ------------- キャンセルするって連絡してるのに、そちらは無視して発送しましたか？ ○○さん。タチが悪いね。 ------------- つぎのメッセージは ------------- 別にたかろうなどというつもりはないので、お金など要りません。 送らないでください。 送られても、送り返します。 これでもう話は終わりにしてください。 ------------- メッセージはここまで ------------ ★今交流分析を勉強していたので、私はこれはゲームを仕掛けてきたと判断して丁寧に謝罪で対応した。対応が文章では過激？になってきたが、ゲームを相手から中止してきた。日常でも、相手のほんの一部を見て評価してしまい争いが絶えないのだろう。たしかに、一呼吸してから相手に対応するとトラブルも少なくなるのではないか人の評価とは、一部の行動だけで判断してしまう？ 　他人を評価することは、難しいことがあらためて分かった。私は、古書店を運営している。注文を受けてから少し探すのに時間がかかって出荷が遅れた。 　発送した直後、キャンセルとメールが届いていた。発送した連絡をした後であったので、古書の返金手段がなくなってしまった。そこで、メールで返金の意志を伝えたがつぎのメール交換になってしまった。「タチが悪いね」という内容だったので、書店として行き違いがあり迷惑 をかけたので、謝罪の返金を申し出た結果が以上のトラブル？となった。 (2018.03.30)
3月の念仏会への参加 　いつも私は､１５分前ごろに着くので時間になっていないが住職さんと二人で早めに念仏を唱えている。午後７時が念仏の開始時間だったが、今日は雨が降ってバスが遅れて７分ほど遅刻したのだが、本堂から念仏を唱えている声が聞こえた。誰か速く来たのかなと思っていたら、住職さんが一人で念仏を唱えていた姿をみて、この念仏会が20年以上も続いていることを聞いたときに本物の修行を住職さんは実践していたことを今日あらためて感じた。 茶話会の話題は鎌倉の大仏さまでした。大仏さまの手の指の重ねた印相を見ると上品上生印（じょうぼんじょうしょういん）を結ぶ阿弥陀如来であることを知りました。また、高徳院境内に顕彰碑は、平成三年四月、仏教学者、故中村元博士を代表とする有志の方々によって建てられ、平和を願うお釈迦さまの教えが語りつづけられているそうです。 　実にこの世においては、 　怨（うら）みに報（むく）いるに 　怨みを以（もっ）てそたまらば、 　ついに怨みの 　息（や）むことがない。 　怨みをすててこそ息む。 　これは永遠の真理である。 　　　法句経五（中村元訳） いままでと異なった、「曼荼羅図」を見せていただいた。 (2018.03.10)
とくに男の年寄りは自然に頑固になる 　古希も過ぎると、自分の生きてきた人生で身についた考え方を変えるということはたいへんむずかしいと感じている。いままで人のためになにかをしてきた意識がまったくなく、自分のために行動してきた。いろいろな人々が「他人のために」「慈悲の心で」と道徳的な？生き方を講演し、著書に書いている、理想ではあるがそれを実践出来ている人が極めて少ない現実がある。 　人にはいろいろな人がいていろいろな考えかたあり、「和して同ぜず」という言葉に近づきたいのだがどうしても自己主張をしようとの意志が働いてしまうことがあり、和を心がけてはいるのだが付和雷同を恐れてしまう。 　この歳になると「どうでもいいこと」が多くなるのに頑固になるのはなんだろう。女性は、高齢者になっても元気で社会に進出し人との交流を楽しんでいる。この差は、男と女の性の違いであるのだろう。 (2018.03.07)
古典の語録は読み切れない、最近の解説書はある程度分かるがその著者の解釈でしかない。 　禅の友　2018.2　 P29　「語録」と言えば、偉人の口から出た名言集のように思うかも知れませんが、禅の語録の場合は、仏法を体得したい弟子と体験させたい師匠との問答、エピソードなど記録させた文献となります。 P21　禅宗が広がる際、仏典に記された教えの文字に振り回されず、仏の心、仏の生き方を、仏典とは別に伝えていくのだという禅の考え方打ち出されました。ですから、文字に振り回されないという点において、禅僧が何か論文を書くということはあまりなく、周囲の弟子たちが語録を書き留めるという形が主流になりました。 ★私が知っている故人の禅僧、私が直接縁があり指導いただいた禅僧の方々は本人が語録を残していいることはほとんどない。周囲の弟子たちが書き留めて残っていることが多い。 　禅では、「不立文字」であるのに禅ほど書籍が書かれていることはないようだ。これらの書籍は禅について、凡人にも分かりやすく解説されていて読む人にやさしいと思われる。分かりやすいのはいいのだが、同じ語録でも著者によって解釈が異なるため自分の考え方をしっかり持たないと、いろいろな本を読めば読むほど迷いが生じるか、人それぞれ考え方があると良い人になってしまう。でも、世間を安全に生きていくのはこの良い人でなければむずかしい気がする。世間に嫌われないためにも。 (2017.02.16)
2月の念仏会に参加して 　お釈迦さま最後の旅　2月15日は涅槃会です。本堂には涅槃図が天井から吊ってありました。茶話会では、「お釈迦さまの教え」について解説がありました。私が最近気にしている中道 　中道－偏らない生き方・考え方 　快楽や苦行といった両極端に偏らず、「適正で、中世」の取れた生き方。その「中道」に至るための実践方法を「八正道」という。 　 　この時期、いろいろなお寺で涅槃図を掲げられているようだ。左の図は一般によく見られ釈迦が描かれている。しかし、まったくめずらしい右の図には釈迦が描かれていない。 (2018.02.11)
お寺の涅槃図	空の涅槃図
親切に対するお礼がほしいのか 　メールの返事を待っていたり、希望により送ったものを受け取ったことの連絡を待っている自分の心を感じる。「語りて益なきことは黙して語らず・・・・」やはりお礼の言葉を待っている気持があるのだろう。どうも、最近は待つことができなくなっているようだ。最近、心理学や仏教などのこころに関する知識のみが頭に詰まってしまって、理屈が先行して考えてしまうことが多くなっている気がしてきた。自分の身近で、こころの苦しみを抱いて生きている人々に出会ったときに自分が何もできなことを実感した。澤木興道老師が言っていた「坐禅をしてもなんにもならない」が身にしみる。 　「・・速く自未得度先度他の心」を身につけたいと思っているのであるが、まだまだ自分優先で親切も相手を優先していないようだ。 (2017.01.28)
1月の念仏会に参加して 　今年の最初の念仏会で寒いし雨が降っていたので参加者は少ないと思っていたが8人が参加した。私はいつもの同じ時間で少し早く着いたので、住職さんと今の社会現象について話をする機会が持てた。 今日の話題は、「世間の物差しと仏教の物差し上手な使い分けを」だった。「・・・（煩悩に支配された人）と（煩悩から自由になった人）とでは、その価値観（物差し）が正反対なので、世間の人はお釈迦さまの言説を逆説的に感じるのでしょう。・・・「我々が「当たり前」と思っている世間の物差し（価値観）は煩悩に基づくものであり、考えなおす必要があります。」 ★私は、世間の物差しと少し違った物差しで生活しているので、ちょっと生きずらかった。道楽三昧の日常は、仏教の物差しとはほど遠いがなんとか古稀を過ぎてしまったのであともどりはできないでこのままのようなきがする。 (2018.01.09)
七人の兄弟 　私の兄弟は、7人いる。自慢の兄弟で伴侶を含めると全部で14人元気でいた。昨年一番年長の義兄が89歳で亡くなった。その葬儀を子どもや孫が立派に行ったのをみて、義兄が子ども達をしっかり育てたことをはじめて知った。私は、「他人の芝生はよく見える」で自分の子ども達を思って、自分が立派に育てていたか？道楽三昧で家庭を顧みてこなかった報いを受けるだろうと思っている。今年以降は、私が一番末っ子のために、普通に考えると兄弟の訃報が届いてくる可能性がでてくる。今回、縁があって初七日まで朝、夕に般若心経を唱えることになった。親族にも感謝されて私もやっと親戚に役に立ったと言われるようになった。 (2018.01.06)