☆ つぶやき☆　
更新日付：2017.12.29

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庭作務 　今年から、お寺の庭の清掃をさせていただいている。庭とくに石庭が好きで自宅の空き地の一部を石庭にしようと思っていたができなかった。それが実現できなかったからなのか、お寺の庭が気に入って清掃させていただくことになった。この時期は、落ち葉が庭を埋め尽くしていて、自然の苔が見えなかった。落ち葉を除いてみて驚いたことに、緑色のコケが表面にでてきて京都の庭に負けないような素晴らしさだった。京都のお寺の庭との違いは、このお寺のコケは自然の環境に従って生きていることだ。 (2017.12.29)
やはり正師を求め続けること 　過去、僧侶に2回生き方について､私の過ちを指摘いただいたことがある。 ●「あなたは、絡子をして坊さんのフリをしているが坊さんくさい。最低の人間だからこの寺をでていくように。最低の人間だから周りの人に悪影響を与えている」 ●「あなたの坐禅は、膝が上がっていて長時間の坐るのは無理がある。坐禅は呼吸が一番大切だが、腹式呼吸ができていない。」 　よく自分を見つめてみるとこの二つの指摘は当然のことである。一般には、他人の過ちを指摘することは良くないことで無視することが大人の対応であると言うし、私もたぶん周囲の人々には大人の対応をしてもらっているので何とか世間にいられると自覚してきた。この僧侶のように、相手に向かって直接過ちを正してくれる人は稀である。振り返ってみると、正師ではないが素晴らしい僧侶で出会ったいたのだと思う。 (2017.11.15)
ある修行僧の話を聴いて 　ある専門道場で修行をお終えた修行僧が、徒歩で寺まで帰ってきたという話を聞いてそ の僧に会いたくなった。たまたま、禅友が知人であることを知って機会があったら是非会 いたいとお願いしていた。お寺の行事で忙しい中をやっと時間をいただいて会いに行くこ とができた。 　おだやかな顔立ちで、上から目線で話をするような人ではないと思い愚問をいろいろし てみたが丁寧な応対していただいた。徒歩についてわざわざ地図まで準備して話をしてく れた。修行僧はみんな徒歩で帰って行ったそうだと思っていた人がいたが、昔はそのようだが現代はまれにしかそのような修行僧はいないようだ。 　坐禅の準備をしていただいていたので、指導してもらった。日頃気になっていた坐る姿勢と呼吸について質問して、自己満足の誤った実践であったことを知ることができた。臨済宗の座布団についてもよいアドバイスもらい再度自宅でおこなってみようと思っている。 　また、数年前は枯山水の庭に入れなかったが、正面から鑑賞でき写真も撮ることができた。 　読経の指導も準備していただいていたようだが、その時間がなかったこともあり残念だがこれから機会を得て教えを請いたいと思いはじめている。 　若い僧侶には、不信感というか尊敬できないひとが多いと思い込んでいたがそんな人ばかりはいないと感じていた。しかし、どの世界でも尊敬できる人はいてもので縁があれば出会えることを今回は知った。「求めよさらば開かれん」で、今はいろいろな人に出会う縁を求めている。 (2017.11.14)
春光院の11月の念仏会に参加して  やっと念仏の時間を意識しない気持ちになって来たようだ。そして、茶話会での話しもたいへん面白い話が聞けて、念仏のおかげ！だと思いたくなってきた。 今回の話題は、「生と死－－喜び・悲しみの逆説－－」でした。浄土宗からみた生と死についての話がありましたが、まだまだ理解は十分ではありませんでした。しかし、この詩には改めて感銘を受けた。人間は、人間以外の生物の命を奪って生きているのだがほとんどの人々はそれを意識しないだろう。 　大漁（金子みすず） 　朝やけ小やけだ 　大漁だ 　大ばいわしの 　大漁だ。 　はまは祭りの 　ようだけど 　海のなかでは 　何万の 　いわしのとむらい 　するだろう。 この詩は、生を喜んでいる人と死を悲しんでいるいわしがいる。いわしの悲しみを感じている人は少ないであろう。私は日常生活で食するときに他の生命をいただいていると少しでも意識するようにしていきたい。 人は誰でも長生きしたい、死にたくないという願いを持っている。「八百比丘尼伝説」の話は、800年生きた娘が自ら洞窟に入り食を絶ち人生を閉じた伝説についてでした。この伝説が日本全国に伝承地と遺跡とが116件もあるというのだった。まだ、この話を理解することはできないが、人間は自然界の掟に従って死ぬときは死んでいくだけということは納得できた。人間は死にたくない死にたいとどたばたしても自然の掟は慈悲なのかもしれない。 (2017011.09)
「誠は天の道　東洋道徳講話」から P162　「気」と「性」 ―人間は、なかなか「誠」になれないのではないでしょうか。 諸橋　－　天から授かったそういう本質てきなもの（性）はあるのですが、一方に生存するために必要なものがある。これを儒教の方では「気」といっていますが、耳目口腹の欲望、男女の欲望、喜怒哀楽の感情といったようなものがある。これらの「気」が「性」と一緒にあるわけですね。これらは、生存のためになくてはならないものだけれども、欲望というものは、次々と大きくなる。ご飯を三杯食べていたが、六杯要求するようになるんです。金が溜まると、なお一層金が欲しくなる。それが得られないと煩悶（はんもん）する、こうなっては、「誠」はもうどこかへいってしまいがちです。 ★最近、食欲だけはどうしてもコントロールできない。一般に歳をとると食が細くなると考えられ実際に周囲の同年齢の人々は、食欲が落ちていると聞くことがある。ただ、ほど毎日同じ量？を食して体重を増やさぬように気をつかっている。しかし、体力が落ちていて歩く力も弱くなっている。この体を維持するためには最低限の量は必要だと思うのだが、食の欲望という点から考えると止められない現実がある。 (2017.10.28)
春光院の10月の念仏会に参加して 　18時50分で参加者が二人になったので住職が念仏を唱え始めた。一連の修行が19時50分に終了した。茶話会がはじまり、「他者からの非難は、＜成長の糧＞生かすくらいのしたたかさを」の解説だった。私は他人からの非難は無視しているため成長の糧にはなっていなかった。しかし、外面的にはしたたかさに映るかも知れない。参加者には、苦労して生きている話を聞くことになった。住職になにかアドバイスをと言われても、私の生き方をすると友達ができないで、孤独の人生を送ることになる可能性があるので私の話は控えめにした。他力本願を目指して念仏会で修行？をしているが、”したたかさ”も身につけないと生きるのが大変になるのではないかと感じた。 (2017.10.09)
煎茶の会を見学して 　「一杯の茶」（禅の公案？）をサークルメンバーに飲んでもらいたいと、煎茶道の稽古場を見学させていだだいた。メンバーの話し合いの開始に平常心を持ってもらえればとの思いから、煎茶を飲んでもらいたいのでホンの基本だけでも真似したい気持ちでした。しかし、茶道を道として学んでいる人々に対しては、門外漢は中途半端で立ち入るべきではなかったようだ。形式が優先して気になっていたが、昔から抹茶が好きでいろいろな場所で飲んでいたが形式にはこだわらなかったというより道を求めていないからただ飲むだけなので、道を学んだ人には不愉快なのではなかろうか。 （２０１７．０９．２７）
小田原浄土宗の春光院の9月の念仏会に参加して 　今月は、6時半に本当に着いたが誰もいなくて念仏の準備はできていた。6時45分頃から住職さんと念仏を唱え始めた。 　今回の茶話会で「選択集」の正行（せいぎょう）と雑行（ぞうぎょう）について解説があった。初めての仏語もあり大変難しい内容だった。 　宗派によってブッタからの教えのとらえ方がこんなに異なっていることを改めて感じた。ただ、京都の勝林院と大原問答についての話は、勝林院は20数年前に訪れて苔の庭がすばらしかったことを思い出した。 。とりあえず、浄土宗難しい書物については脇に置いて、念仏三昧をしてみようと思う。他力本願の入り口でも感じられたらと思って参加している。念仏も最初の時には、大変長い時間を感じたが、今回は30分以上も住職さんと二人だけだったが時間は感じられなくなっていた。 (2017.09.09)
類は友を呼ぶ 　私は複数のサークルに参加していて最近感じたことがある。参加しているサークルは、皆十数年続いている。現在は、ほとんどリタイアした人々ですが現役からずーと同じ思いで参加しているしているので同じ思いを持ち続けている人々が集まっているのだと感じています。 　同じ価値観を持っている人々が集まると、考え方や意見が異なることが少なく話し合いがスムーズにいくことがあるが、サークル内に硬直が始まり組織が内部から崩壊して会が解散していく。組織内が利益優先になると利益だけを求めて続けていくことになり、一般社会の会社などと同じ道をたどることになってしまう感じる。 　だから、違った考え方や意見を受け入れてくれる今のサークルにはずーと参加していきたい。 　日本ももう少し歩みが緩やかになり、昔から日本人が誇りにしていた気持ちが戻ってくることを期待したい。 (2017.08.29)
茶一杯の禅理（ぜんり） 　最近になり、いろいろな先輩の話をより多く聞いて、自分なりの生き方を見直していきたいと思っている。この禅語は、南隠禅師（明治時代の禅僧）の言葉で「頭の中が自分の見方や考え方であふれている。・・まず自分の茶碗をからにしてから禅とは何か質問を・・」という主旨であるという。先輩の話を聞くときには、できるだけ頭をからにして参加するように心がけている。でも、からにすることはかなり努力がいる。 　先日、東京禅センターで講演を聴いてきたがすこしはからになっていたように思えた。山川宗玄老大師の話は、禅の話としては十分納得できるものでした。　 　頭をからにして聞くのはそんな簡単なものでなく、いつでも自我がでてきまますがそれはそれとして今後もこの気持ちを続けていきたい。 (2017.08.16)
春光院の8月の念仏会に参加して 　予定よりバスの遅れで30分にお寺についたが、10分前でだれも参加していなかった。念仏の声が聞こえたので本堂をみると住職さんが一人で念仏を唱えていた。住職さんが修行をしているのかと思っていたが後で聞いたところによると「ただ待っていては仕方がないから・・・」と。浄土宗では在家に戻ったお坊さんは自分の修行をどうしているのかと考える。 　参加者は私一人であったが、住職さんとの二人の念仏が始まった。約20分過ぎまで二人きりで唱えることになった。なんとなく雑念があまり起きないことは、口と手は動いているので集中力が少しはあるのだが、何となく世間で言う洗脳されるのではないかとの思いはなくならない。 　今日の参加者は最終的には、6人で今までで最低だったが、暑いのとこの時期忙しいので不参加なのだろうと思ってしまう。 　茶話会の時、信者でも檀家でもない浄土教に関心があるだけのことで念仏の会へ参加しもよいものかと迷いがでてきた。しかし、他力本願と自立本願について少しでも知りたい気持ちが強いので、このまま一年間はこの念仏の会に参加していきたい。 (2017.08.9)
東京禅センターの正眼セミナーに参加して(7/30) 　第一部　横山絋一先生　「いのちの時代の到来　唯識について 　「嫌いな人、憎い人」というのは錯覚であると気づく　　　・・・という話はたいへん興味がありこころに残りました。 　第二部　山川宗玄老師　「信心銘」 　知人に紹介されて山川老師に一度お会いしたいと、東京まで講演を聴きに行ったが、猛暑の中2時間以上をかけて参加しよい縁がありました。講義より、はじめから終わりまで老師のお顔を見続けていました。「信心銘」は知っていましたが内容は難しいものでしたが、松の話、シカの話は、自然にこころにしみました。 　世俗に戻っても、このように生きている禅僧に出会えたことは、いつも求め続けた結果その気持ちが通じたのだと思いました。 　今後も俗世間にあっても修行をつづけている尊敬できる人に出会える機会を求め続けていきたいと思う。 (2017.08.08)
禅、禅宗、坐禅、禅僧、修行僧、摂心、・・・の執着が少なくなっている 　「若いころから、禅に関心があり禅･仏教関係の本を読み、坐禅会があると参加し、禅の講演会があると参加する・・・等自力を目指して数十年過ごしてきた。数年前ある禅のお坊さんに人間として最低の人間だと指摘されたが、なお自力を信じて自己満足の生活を続けてきた。古希を越えた現在自力が何にも身についていないと知り、いままでの禅に関する日常生活が間違っていたのではないかと考え始めた。 「まず茶碗を洗え」　　ある人が観音院で出家し、方丈の趙州和尚が修行僧がどう修行すればよいでしょうという質問の答え・・・・ この公案？に私の残りの人生の課題としようと思う。 (2017.07.24)
蜘蛛もしっかり生きている 　家の中でときどき小さなクモを見かける。いつもどんな餌を探して食べているのか気になっていたのだが、最近その現場目撃できた。目の前で、クモの体の2倍ほどもあるアリを捕まえてどこかに運んでい行くようだ。家の外の巣なのか、家の中の巣なのか分からないが全力で引っ張っているのだ。最期まで見ることはできないので、「かんばって」と声をかけただけ。小さな我が家のクモもしっかりいきている。 (2017.07.22)
宗教家の話や宗教書、心理学書を読んでみても混乱するだけ 　人と人との交流で言葉は便利で必須であるが、そのために人間は言葉で悩んでしまう。 「仏教聖典」にある言葉 ○語（かた）りて益（えき）なき言（こと）は黙（もく）して　此の経を念（ねん）ずべし ○想（おも）うて益なき事は忘（わす）るるに　此の経を称（とな）うべし ○瞋（いか）りて益なき時は静かに　この経を誦（よ）むべし ★宗教や心理学の本を読んでも講演を聴いても、もっともなことで反論？の余地もない。十分理解できずに、「あなたの努力が十分でなく、もっと真剣になれば（例えば寄付をして布施をすれば）・・・」というようなその道を覚った人？が書物や講演で教えている。 私はまだまだ未熟であり「語りて益なき言は黙して・・・・」を極力実施しているがこれもなかなか難しい。人には誤解されてしまうことが多く友人も極端にすくない現実がある。立派な人々を見るとつい「サイコパス的・・・」思ってしまう今日この頃である。。 (2017.07.17)
いろいろな宗教の入り口に立ってみたい 　いままで、禅を中心に生きてきたが最近いろいろな宗教を学んでみようという気持ちになった。最初は、浄土宗の念仏について実際にその念仏を唱えてみる。特に浄土宗の他力についてはどのように考えればいいのだろうか、念仏だけを唱え他力で覚りを得る？ことを教えている。自力で悟りを得たいと続けていたことは、凡人には無理であると法然上人が語っていて、自ら他力で往生をとげる念仏に向かったと知った。 (2017.07.12)
遠藤周作の作品を中心に人間の生き方についてのセミナー？ 　最近は、いろいろな宗教を少しでも知りたいと思ってこのセミナーに参加してみた。講演者、参加者が信者さんが多かったのか皆さんが納得して、真剣に話を聞いていた。私も感心があり、遠藤周作やフランククルの話は少し知っていたので内容は理解できたし、興味ある話もあった。 　話の後半になると当然のことだが、自分が信仰？している宗教の話が少しずつ入り込んできた。最期には、時間を超過しても自分の主張を話し続けた。当然、自分の信じることを他の人にも知ってもらい、布教を含めて当たり前の行動であり、自分の本もＰＲして熱がこもっていた。人々に訴えたい気持ちは理解できたが私は信者ではないので一般論として聞いていたのだ。 　強制的？な布教を目的にする宗教をしっているので、できるかぎり宗派を超えたひとの考え方の話を聞きたいと願っていた。 (2017.07.12)
春光院の念仏会に参加して 　最近は宗教という一般的な知識を求めていろいろな人々と縁を持ちたいと思っている。この念仏の会への参加も3回目になった。信者でも檀家でもないけれど、住職さんに快く参加を認めていただいた。 　実際に念仏を唱え続けていると頭が空？になって念仏だけの修行になっていることを少しだけ感じてきている。早く、皆さんに合わせて念仏が唱えるなりたい、大きな声で唱えたいと希望している。 　しかし、それぞれの宗教、宗派を超えて説教？をしてくれる人は希であり出会いを熱望している。当然宗教家に影響をうけた一般の人々はなおさら超えることは難しいと思う。 　何かの本で読んだことがある言葉「宗教と政治の話は、しない方がいい」は、社会生活に於いては大切なことと感じている。信じている事柄については、個々の思いを話し合っても納得は難しく考えた。 (2017.07.10)
浄土宗の春光院の梵鐘 　春光院の梵鐘は、12月の除夜の鐘を撞くことお葬式の時に8つの鐘を撞くそうである。山門から遺骨を抱いてくるご家族の人々が西の本堂に向かって歩いてくるときに8つの鐘を撞く。除夜の鐘の108つのうち8つを撞くという。日本の素朴な文化を実践しているらしい。浄土宗という宗派はまったく関心がなかったが、住職の話を聞きたいと希望したので檀家でもなく、信者でもない私を念仏会に受け入れていただいたことに感謝している。私は、念仏とはなんだろうということを知りたいと思っているだけなのだが。 (2017.06.17)
小田原浄土宗の春光院の6月の念仏会に参会して 　浄土宗の念仏の会で念仏三昧により気持ちが集中できることを実感した。宗派によってしきたりがかなり異なるので、檀家でもなく信者でもない個人の思いで参加させていただき住職さんの心の広さに感謝しています。今後も、「最低な人間だ」と言われないように参加を続けていきたいとの思いが強くなりました。 　住職によると念仏の会は、20年以上続いていると聞いていました。たまたま、今日の念仏の会は「ほたるをみる」行事と言うことだったので、参加者が車に同乗していきました。はじめは人が蛍を保護して人工的な自然のなかで数匹ぐらいが光っているとあまり期待していなかったのですが、生まれて初めて自然界の蛍の光に感動しました。この自然の環境が守られていくことを祈りながら帰宅しました。人間は、そのきになれば欲がなければすばらしい自然と共存できると確信しました。問題は人間側にあるようです。 (2017.06.12)
鎌倉報国寺の坐禅会に参加して 　初めて一般的より厳しい坐禅会と聞いていたが、坐ることについては問題はなかった 。もっとも、ここの坐禅会は、経験者（10回以上参加している人）と初心者という２つのグループがあった。もちろん私は初心者グループで、2回の15分から20分の2回の坐禅 と、経験者グループと合同で1回30分の禅堂で坐禅を行った。古希の私にとっては無理のない修行のように思われた。 初心者グループの直日（私が初めての参加ということで、いろいろ直接指導をしていただいた）は、経験者のグループの方でしたが、丁寧に坐禅の規則を説明していたのでさすが経験者だと納得しました。それから、2回の坐禅後に竹林を経行（けいひん）して、禅堂で経験者と一緒に1回30分坐りました。その後、読経を大声で唱える、粥座になりました。タクアンと梅干入りの粥を食しました。器の扱いはまだまだ音がでてうまくいきませんでしたが、よい修行になったように思います。最後に、僧侶の法話で会は終わりましたが、今後は住職の話が聞ける機会があればいいと考えている。 　鎌倉駅は当時とは比べられないくらい変わっていましたが、16年前の報国寺と同じ風景がありました。今までは、いろいろな坐禅会に参加してきましたが、各会はその寺の住職の考え方で行われていました。最近になり私は坐りが趣味のレベルの自己満足になっていると考えることがあるので、この報国寺の坐禅会で初心にかえる機会に利用しようと考えている。経験者グループの人々は坐っている態度を見る限り修行が身についているように見えてくる。私はいまでも、坐れているのだろうかと疑問を感じている。 (2017.06.05)
大友亀太郎の講演会に参加して（大友亀太郎札幌村着任150年記念） 　小田原出身で二宮尊徳の弟子になり、北海道の現在の札幌市の開拓時代に尽力した大友氏について講演がありました。小田原にこのような人物がいたことを全く知りませんでした。幕末から明治の大きな歴史の渦に巻き込まれながら、報徳訓を守り通して生きぬいた生き方に感動しました。当時の明治政府の高官？が北海道に赴任してきて、歴史的評価を自分の手柄？にしいるのを知ると現在の政治家や政府の高官も同じように不正？を隠蔽しても、世間での歴史的評価が高いのは人間社会が今も変わっていないことを考えると残念だった。 　神奈川県に帰ってきて、現在もある千代小学校の設立に尽力したことを聞き、来賓のななでもこの千代小学校の卒業生がいたという話があり郷土では歴史は続いていることを知る。もう少し、このような人物を知らしめていくことが必要だと思っているが、「報徳訓」のような生き方をするには、現代はたいへんむずかしい世になっている。 (2017.05.28)
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浄土宗の念仏の会参加して 木魚を打ちながら念仏を唱える行のようでした。いつ終わるのかわからないが皆さんと念仏を続けていた。そのうちに頭の中が念仏だけに集中している気持ちになってきていた。木魚も打ち方も同じようになって集中してくる。 (2017.05.12)
禅への執着を少なくして仏教全体を学ぶ 　仏教を少し広く学ぶためにまず浄土宗のお寺にいって、念仏を体験してきました。精神を集中するという意味では念仏三昧も修行であることを確信した。寺持ちのお坊さんが修行していることを知りたいとおもっている。まず、念仏三昧を体験していこうと思っている。今後は、仏教のお坊さんと沢山の出会いの機会を得てすばらしい人々と縁を持って行きたい。 (2017.05.09)
師からのハガキ 　東日本大震災に対する気持ちが含まれているハガキだった。6年たってもいまでも、昔の生活に戻れない人々が大勢いる。大自然の脅威を受けたことで、人間としての生き方を考えなおすときだったのだが、なかなか人は変わることがむずかしいと思う。欲がからんで震災の復興も遅れている、慈悲のこころが失われているのが現代か。 (2017.03.19)
我が家の犬はセラピードック？ 我が家には、13年になる犬（パグと柴犬の混血？）を飼っている。最近、左足の瘤？がガンであると診断された。ガンの切除が難しいこととガンを取り切れないとき前足が動かなくなる可能性があるという医師の話があったので家族と相談して現状で見守ることにした。 ミルくんは、家族であり全員でかわいがり私は散歩や朝食担当で世話している。ミルは結構頭が良く家族5人に順位と役割を決めて世話をさせ、家族への対応を使い分けていて私が一番下で散歩、朝食後はまったく見向きもしない。 　家族にとっては、セラピードックとして家族の絆をしっかりとつないでいるからミルを通して会話をすることがある。直接はいいずらくても「ミル・・・・いってやれ・・」などと言うと家族の間でも柔らかい会話になってスムーズにことが運ぶことがある。生きていることが家族にとって大切であり、人間より室内での優先度が高く、冬は私の部屋の三分の一のサークルで暖かく生活し、夏は庭全体が遊び場で温度が高くなると、犬のために冷房をつけて室内に入れる。人間には冷暖房を使わない。そんなミルを厚遇しているのだが、家族は自然の環境で生活しているので年に一、二回しかクウラーを稼働させない。犬さまさまだ。 子どももすでにみんな大人になってしまって、それぞれの道を歩んでいる。家族の絆も難しくなってくる時期にミルが家族になって、我が家は運命共同体として自立していると思っているのだが、そこに優しさが加わってくる。 　現在老々介護で、私は高齢者でミルは病気の老犬で散歩しているが毎日歩く力がなくなっているように感じている。ガン治療の薬を飲んでいるので、その影響で足も弱くなっていて日々変わっていくミルを介護・見守りを家族全員で行っている。 (2017.03.15)
ぶっちゃけ寺の井上弘法師(光琳寺副住職）の講演その２を聴いて 　浄土宗の講演会 　今日は、マインドフルネスを中心にお話がありました。そこで、面白い話をしてもらえました。 ●有り難いの反対の言葉は、　ふつう　である。 ●キンギョの集中力の時間はどのくらいあるか 2010年頃　12秒　　→　2013年頃　8秒 　人間は・・7から8秒 ●前回は、「干しぶどう」そして今回は「小田原の一口カマボコ」でマインドフルネスの解説でした。カタカナ文字を言うことなく、聞き手に合った講演でした。 これからも、宗派を超えた宗教関係の講演や話には機会があれば参加したいです。もっとも、なまいきなようですが講演者の人間性が大切だと思っているのですが、すべての宗派のお寺を回りたいですね。もちろん、私が最低な人間で人を選ぶような人格を身につけていないのは自覚していますが、そのレベルでも受け入れてくれる人々との交流は続けてもいいと思っています。 (2017.03.05)
ぶっちゃけ寺の井上弘法師(光琳寺副住職）の講演を聴いて 　2/18に浄土宗のお寺で臨床心理学を学んだ僧侶の講演があり、他宗の僧侶の話を聞いてみたいと思い檀家で無かったのですが参加させていただきました。バラエティーに出演しているのでどうかと思っていましたが、面白い話を聞くことができました。 　科学の科の文字を分解すると米を計るという（分ける）説明は納得できるものでした。講演の中心は、HAPPINESSトレーニングという世界で流行っているマインドフルネスの話が中心でした。メディカル・・シンドロームの話が大変興味がありもう少し深く聞きたいと思ったぐらいでした。また、マーティン・セリグマンがシアワセの研究を始めたということも初耳でした。 　シアワセの要因が、①遺伝的要因(50%)　②環境的要因(10%)　③本人の意図的要因(40%)　という分析には大変興味がわきました。 　他の宗教の話を聞きたいと参加しましたが、宗教色は薄く大変私にとっては役に立ちました。マインドフルネスは時間に詳細を話していただくことになりましが、「ぶどう」のエクササイズは高齢者の多い参加者にもわかりやすい話でした。次回はマインドフルネスが中心ということで楽しみです。 (2017.02.19)
フロイトの夢の分析は役に立つか 　フロイトの精神分析　精神分析は、すべての人間行動を性の抑圧との関係でとらえ、人間は無意識の世界にあるせいの衝動（リピドー）に支配されているとする「性欲動論」と、防衛機制などを絡めながら、ヒステリーや、さまざまな病状を説明しています。（NLPカウンセリング・システムセラピー入門　春秋社） ★人間の世界には、本能で行動する部分が身体の奥底にあると考える。フロイトの説には容易に受け入れられる。最近、睡眠は十分に取れているがやたら夢を見るし、内容をよく覚えていることがある。人間の欲には､脳の発達により限界がなくなってさまざまな問題が発生している。この人間の欲をコントロールする方法が、宗教や心理学等でいろいろ頭で考え解決することが少しはできる技術が開発？されているがこれほど難しいことはないと思う。人間は生きているのだから。 （2017.02.08)
除夜の鐘を撞く 　昨年いただいた”だるま”に一年家内安全の感謝を込め目をいれてお寺に行きました。早く鐘を撞きたいので、11:20頃出かけました。下の写真のようにまだ人はまばらでした。11:50頃に鐘をつき始めたときには、近所の大勢の人が並んでいました。わたしは10番目？ぐらいでしたが、思い切り撞いてから、本堂に来年の”だるま”(2017年）を本堂に行ってもらいました。また、家内安全を祈り”だるま”に片目をいれて、今年の除夜の鐘まで守っていきたいと思いました。 (2017.01.02)

2016年
気になる言葉「問わず語り」 　”人がたずねないのに、ある物ごとを話の中でいつのまにか自分から話すこと”・・・最近は極力自分から話すことを控えているが、自分が関心あるものについてはつい自分から積極的に話し出してしまっている。自我をむき出しにしてしまう語りに自分の未熟さを感じてしまう。 (2016.12.30)
最近知人が他界したと聞くことが多くなった 　ある知人の他界が知らされました。私にとっては、パワハラを受けた一人であ り現役当時では、かなり辛いことがありました。ただ私自身が仕事の内容は楽しく興味があるもので、だからこそ苦しみがあるにもかかわらず会社生活は充実したものであった。その結果は、古希を迎えた今もパソコンでいろいろな趣味や仕事を行えて役に立っている。今になって考えてみると、パワハラを受けたことは私の仕事のレベルが低く優秀な上司から見れば、レベルが低く愚かな人間であり我慢できない存在であったと気づいてからは恨みもなくなった。現代でもパワハラが問題になっているが無くならないのは上司という人間の奢りや社会の利益優先主義がなくならないからであると考えるている。 　他の知人でも、ある時期にいじめを受けて今もって相手を絶対許せない、死んでも謝ってきても許せない人々がいると聞く。問題は、ほとんどの場合いじめた当人である加害者はいじめた自覚がない、全く忘れているまたは社会的に被害者よりも加害者の人権を優先する風潮にあることが原因だ。しかし、これは人間であるかぎり変わることはないと知るべきだと思う。阿頼耶識の種子を正しく育てるために人間は修行が必要なのかもしれない。 (2016.12.14)
「大きなお世話」？ 障害者や難病の子どもを育てているある母親と連絡をとって、どのように現状を 受容してきたかを知りたく質問した。ところが、その母親は立派に受容し立派に子どもを育てていた。私は直接子どもを育ていなかったから、頭で考えていた難病の子どもを持つ親のために役に立つとの思いで作成した冊子を進呈していたことに奢りがあったようだ。進行性の難病のために、進行状況によって現在の患者にQOLが必要かどうかで悩んでいた。他の難病の親が患者会に相談に行った帰りに親子で自殺したことを聞いたことがあり、たとえ親切心からであっても慎重に行動しようと考ていた。 　その行動が、質問する相手の境涯を知らずにしたために「自分はなぜこれをしているのか？誰かから感謝されたいのか、必要とされたいのか、お金が欲しいのか、役に立っているという実感が欲しいのか、それとも止むに止まれず、誰かから反対されようが罵られようがせずにはおられないのか？」といろいろな受け取り方をされていた。しかし、指摘されたことを自問自答したが今回はどれも私に該当しなかったと感じているが、人の評価はどうにもならない。だから、冊子を送っても受け取る人がこの難病は、とくに個人差が激しいためその人の病状によって役に立つかどうかであり、同病者の親が今後の患者の病状の進行状態を現状知りたくない人々もいるのだ。  (2016.12.02)
「禅の友　2016　11」　曹洞宗宗務庁発行　の記事 　元禄七年(1694)曹洞宗中興の祖とも称される大乗寺二七世・卍山道白禅師が復興のため請され、それを機に曹洞宗に改められる。・・・その本堂内に「悟りの窓」と呼ばれる丸窓、「迷いの窓」と呼ばれる角窓がある。・・・四角は人の人生、生老病死の四苦を表現する。丸は始めと終わりが一体となった禅の世界そのもの。・・・今と昔、生と死が同時に見えるような不思議な空間である。 ★このお寺は、拝観したことはないが興味ある庭と本堂である。一度訪れたいと思っている興味あるお寺である。「迷いの窓」ば目につく。 (2016.11.23)
「最低な人間だ」、「自己満足」、「道楽三昧」の生涯でもいいのではないか。 古希を迎え残りの生を考えたとき、今まだの生き方を振り返ってみて感じていることがある。 ・「最低な人間だ」と社会的に立派な人に言われても、あなたはそれでちょうどいい。 ・「自己満足」と禅の道を歩んでいる立派な人に言われても、あなたはそれでちょうどいい。 ・「道楽三昧」で社会的に何の役にも立たず、家族にさえ嫌われていても、あなたはそれでちょうどいい。 　幸い大病もせず、家族もそれなりに健康で元気で、社会的には貧しい無職の生活であっても、私にはちょうどよいのだと考えられるようになった。 (20169.11.15)
人は二度死ぬという言葉 　あ人が生前にいつも言っていた言葉だったと知りました。「人は二と死ぬ。一度目は肉体的に死んだとき、二度目は生きている人々から忘れられたとき」これは、最近身近でこの言葉が身にしみて納得できることになった。実の両親、義理の両親はすでに他界しているが、家族、兄弟の間で毎日と言っていいくらい話題になっています。二十年ったってもまだ二度目の死は迎えていないようだ。墓参りは遠距離と言うこともあって、仏壇はありませんが写真をかざっていますし、毎日お寺の本堂でお経を唱えていますし、月違いの命日でもお寺の鐘を撞いています。私の中でもまだ気持ちの中で生き続けているようです。 （2016.11.07)
その人の器しだいで「みる」も「きく」もその程度 　ある本の中にあった言葉で、「人は自分の器の大きさ以上は受け取れない」という主旨の文章があった。私はいままで、本の著者、講演者、政治家や社会的に評価されている人々を見聞きしてその人物を評価してきた。良い評価や悪い評価を耳にしては、自分なりの評価をしてきて、それに従い行動してきた。「巧言令色鮮し仁」を信じて、正論？を言っている人がいると不誠実さを感じていた。ある人が「善を＋とし悪を－とすると人生を終わりに0となるよう生きることが大切だ・・・」と言っていたことを思い出した。 　古希を迎えて振り返ってみると、結局自分の器で社会を人々を評価していたのでそれ以上の器には対応できなかった。今後は、いろいろは本を読み、良い出会いを積極的に求めて自分の器を少しでも大きくすることにしてみよう。 (2016.11.02)
自分の背中は見えないからなにもわからない 　今回、背中におでき？が出来て2週間後に痛みが強くなり病院にいきましたが、切開できる時期でないと一週間後になりました。患部が大きくなりすぎてすぐに切開することになりました。部分麻酔でしたので痛みは感じないでしたが、注射は痛かった。治療も背中なので家族にお願いするしかなかった。子供は親の背中を見て育つという言葉があるが、親は自分の背中が見えないのだから、背中が何を語っているかは自分しかわからないと思っているが子供や他人には一部見えるのだ。 　他人に見えない部分は、いろいろな人のお陰であることを自覚して生きなくてはならないと思われる。人はひとりでは生きられないことを痛感した。 (2016.09.15)
二人の恩人 　古稀を迎えて自分の生き様を振り返ってみて、二人の恩人がいることに気がつい た。精神科医のユングの「自伝」の中で、「No.1とNo.2の人格は一生を通じてはた らきつづける・・・・No.1はどんな人間にもはたらいている。特に宗教は、昔から 人間のNo.2であり”内なる人”に向かっている語りかけてきた。」と・・・。 ●No.1の自分 　会社人生において、パワハラを受け続けた。出勤の時に吐き気を模様すこともし ばしばあり、上司にとって気に入らない人間であるので精神的ないじめを受けてい ると感じながら会社生活を続けていた。結局、リストラに遭い定年の5年前退職した 。古稀まで無職を続けていた。この時期を振り返ってみると、原因は私の仕事に対 する能力の不足であることがやっとわかった。無能な部下に常にいらいらいていた のだろうが、私は仕事の内容に興味があり、バカまじめに出来る範囲の仕事を一生 懸命やっていた。仕事で苦しいことがあっても会社人間として誠実に勤めてきた。 パワハラを受けていても、ストレスもたまらず休まず働いた。そんな態度だから無 視されて、最悪の仕事（当時私は思った）の担当に回されても黙々と仕事を続けて いた。 ●No.2の自分 　会社人生のつらさをいかに克服できるかを考えた、自分を強くすることが必要と 感じたときに禅にであった。特定の宗教の信者になることもなく、禅に興味をもち 50年自分の道を求めてきた。会社人生とまったく違った世界を持つことで生き方も 変わってきた。ある坐禅会で、「あなたは、最低な人間で自分勝手だから、他の参 加者に迷惑をかけるので出て行くように」といわれた。いろいろな坐禅会に参加し てきたが初めて参加を拒否された。いままでわたしは最低な人間だと直接非難され たことはなかったし、人の迷惑になると言われたこともなかった。そこで、自分の 日常を考えてみると道楽三昧で人のことを思うこともなく、人のためになるような 気が利く行動もまったく無かったことに気がついた。いつも自分中心の考えで行動 するので、他の人との関係を考えたことがなかった。周囲の人々は私が最低な人間 と感じても無視するか、大人の態度で接してくれていたのでまったく自分が世間に は通じていなかったのその自覚がなかった。 　当時はいやな気持ちにもなったが、古稀を迎えたときにこの二人には自分を見つ め生き方を考える機会をもらったようで今では感謝している。だから本からの知識 だけでなく、生身の人を観察して表と裏を見ることができるようになり、坐り続けたことにより「ひとそれぞれ」を素直に受け入れられるようになったと思う。 (2016.08.17)
●インド・フェス2016に参加して 　知り合いからインドの写真展があると紹介されて、仏像に興味があり行ってきた。私が日本の仏像をイメージしていたがインドの仏像はちょっと違っていた。仏教の初期で仏像が出来たことからで、日本の平安時代からの仏像をイメージしていたのでなかなか心の中に入ってこなかったようだ。しかし、下記の写真はじっと見つめているだけで当時の人々の気持ちが伝わってきたように思う。 　この写真は、石に印刷したもので紙よりも長期間の保存が可能という最新の技術を利用して作られたとの話しを聞いて、昔から今までの人間の知恵の深さが思われた。じっと見ているだけで十分な写真であった。 (2016.08.11)
釈迦の修業時代の像	敦煌の壁画